御器谷法律事務所

3. 議案の一括上程方式の可否

(1) 一括上程方式とは

一括上程方式とは以下のような審議方式をいいます。

1. 開会宣言
2. 議長就任
3. 議決権の個数についての報告
4. 監査役の報告
5. 報告事項及び決議の議案を含めて、会議の目的事項である全議案を一括して上程し、その提案理由も述べます。そして、この段階で報告事項についての質疑と全議案についての審議を併せて行ってしまうところに特徴があります。
6. そして、質疑を打ち切った後は、各議案についての採決のみ行うことになります。この一括上程方式は、株主総会において総会屋等の特殊株主が活発に活動していた時に考案された審議方式であります。

(2) 結 論

 近時の上場企業においては、個別審議方式を採用する企業が約 6割、一括上程方式を採用する企業が約 4割程度であるとも一部ではいわれております。各企業において、出席株主の状況、発言の内容、発言者数等総合的に考慮して慎重に方式を決定することになるものと考えられます。

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