御器谷法律事務所

「独禁法と私」 - その2、司法試験受験時代

  1. 昭和49年に慶應義塾大学を卒業した当時、慶應ではそれ程司法試験を目指す人は多くありませんでした。事実私も、大学では司法試験の受験科目ではない経済法を勉強しており、司法試験の受験を強く意識したのは、大学卒業を機にしてのことと思います。
     司法試験の勉強は、慶應の司法研究室のキャレル(専用机)を中心として、予備校にも通い、徐々に勉強をしていった状況でした。

  2. 当時の司法試験の合格率は2~3%とされ、国家試験のうちでも最難関と言われ、年の合格者数は約500人とされていました。
     私も、司法試験に何度か挑戦し、27歳でようやく合格するに至りました。司法試験合格者の平均的年齢であり、今思うと、よく合格したなとの感慨を感じます。

  3. 司試受験の時代は、経済法(独禁法)は当時受験科目ではなかったため、経済法の勉強はあくまで興味本位で行っていました。
     特に大学の卒論にもした「経済法における権利概念の検討」というテーマは、頭の片角にあり、当時は正田先生の著書等も読んでいました。
     経済法の中で中小企業や消費者という経済的従属関係に立たされたものが、社会保護立法の見地から如何に保護されるのか等、司試とは全く関係のない分野で思いをめぐらせていたこともありました。
     経済的弱者の保護や、優越的地位の濫用の禁止が、市場秩序や市場における競争原理、ひいては独禁法の目的と、如何に関連するかを漠然と思い描いていたようです。


独禁法と私
1.慶應義塾大学時代  2.司法試験受験時代  3.司法修習生時代
4.イソ弁時代  5.東京で独立  6.初めてのカルテルの弁護
7.入札談合の弁護  8.官製談合の弁護  9.リーニエンシー
10.差止請求A案  11.三光丸事件  12.慶應L.S.
13.海外の独禁法  14.差止の示談交渉  15.初の差止決定
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